トヨタの新型カローラとカローラツーリングの、フルモデルチェンジ新車販売価格や安全装備など最新情報。
2019年に販売開始した新しいカローラとカローラツーリングとの違いや発売日、車体サイズ、カタロググレード一覧などの最新情報をまとめました。
現在販売中のカローラスポーツなどのカローラ系統一覧や自動ブレーキなど搭載される「サポカー安全性能」も掲載しています。
新型カローラ(セダン)の発売日、価格、車体サイズの最新情報と、カローラツーリング(ワゴン)との違いについて
トヨタ自動車より2019年9月17日、新型「カローラ」と「カローラツーリング」が販売開始されました。
もともと「カローラフィールダー」や「カローラアクシオ」、「カローラスポーツ」等のカローラ系統は販売されていましたが、無印の「カローラ」自体は4代目の2006年10月生産終了モデル以降販売されていませんでした。
したがって今回のカローラは約13年ぶりのカローラ復活ともいえるでしょう。
そして今回は新型カローラの他に、「カローラツーリング」も発売されています。
この2車種の違いとして、カローラはボディタイプがセダンであるのに対し、カローラツーリングのボディタイプはワゴンに分類されます。
フロントは二車種とも、現行のカローラスポーツとよく似ています。
●カローラ ・・・4495mm(全長)、1745mm(全幅)、1435mm(全高)
●カローラツーリング・・・4495mm(全長)、1745mm(全幅)、1460mm(全高)
このように車体サイズは、全高がカローラツーリングのほうが大きいことが特徴です。
この二車種はそれぞれセダンとワゴンなので、イメージとしては
カローラ →カローラアクシオ
カローラツーリング →カローラフィールダー
ということですね。
グレードはカローラもカローラツーリングも全く同じで、10個のグレードが用意されています。
価格帯はカローラが1,936,000~2,948,000円で、カローラツーリングが2,013,000~2,997,500円と、どのグレードも若干カローラツーリングのほうが価格が高く設定されています。
セダンに比べてワゴンのほうが荷物がたくさん積めるので、荷物を多く運びたい方はカローラツーリングの方を購入されることをおすすめします。
復活したトヨタ、新しいカローラのハイブリッドやMTなどグレード一覧。搭載される最新の安全装備(サポカー)も満載
今回発売された新型カローラもカローラツーリングも、グレードのラインナップは全く同じです。
では、そのグレードを見ていきましょう。
<ハイブリッド、FF駆動>
●HYBRID W×B
●HYBRID S
●HYBRID G-X
<ハイブリッド、4WD駆動>
●HYBRID W×B
●HYBRID S
●HYBRID G-X
<ガソリン、FF駆動>
●W×B
●S
●G-X
<ガソリン、FF駆動、MT車>
●W×B
新型カローラとカローラツーリングは、現在減少しつつあるミッション(MT)にも対応しています。
そんな新型カローラ、安全性能の面でも非常に安全性の高い車に仕上がっています。
トヨタの中では安全性が最高レベルであるクラウンやアルファード、ヴェルファイアと同じレベルの安全性能になっているのが特徴ですね。
新型カローラやカローラツーリングは、同格のセダンやワゴンの安全性能よりも遥かに性能が向上しています。
そんな新型カローラとカローラツーリングに搭載されている安全装備の詳細はこちらです。
●自動ブレーキ(対車両、歩行者(昼夜)、自転車(昼))
●踏み間違い時サポートブレーキ(※メーカーオプション)
●ハンドル操作サポート
●自動ハイビーム(オートマチックハイビーム)
●追従ドライブ支援機能
●標識読み取りディスプレイ
Toyota Safety Senseの詳細情報はこちらにまとめてありますので併せてご覧ください。
トヨタ サポカーに搭載のToyota Safety Senseの安全装備機能一覧はこちら >>>
レーンの真ん中を走ってくれる「ハンドル操作サポート」、前車を追従する「追従ドライブ支援機能」、標識を読み取ってディスプレイに表示してくれる「標識読み取りディスプレイ」はトヨタの中でも新しくフルモデルチェンジされた車にしか搭載されていません。
具体的には「カローラスポーツ」や「RAV4」などがこちらの安全装備を搭載しています。
同格のセダンやワゴンはこれらの機能が付いていない車種がほとんどなので、同じ価格で最新の安全性能に守られて快適なドライブが出来ることでしょう。
もちろん交通事故をゼロにするという機能ではありませんが、交通事故の可能性をかなり下げてくれること、交通事故が発生したときに被害を最小限にしてくれることが大きなメリットですよね。
万が一何かあってからでは遅いですから・・・
現在トヨタのカローラ店で販売されている、カローラスポーツなどのカローラ系統一覧
今回の新型カローラとカローラツーリングの発売により、トヨタにカローラの名前を持つ車種が増えました。
そこで現行のカローラ系統をボディタイプ別に一覧としてまとめ、それらの簡単な特徴を記しておきます。
<コンパクトカー>
●カローラスポーツ
菅田将暉さんと中条あやみさんが「あなたに」を歌っているCMが記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
カローラスポーツは、カローラ系統の中では最もコンパクトな車体サイズとなっており、大学生や運転が得意でない方でも比較的運転しやすい車となっています。
比較的最近発売された車なので、安全性能も新型カローラ同様、非常に高くなっています。
現在は販売終了していますが、元々ネッツトヨタで販売していた「オーリス」という車がフルモデルチェンジの際にカローラ系統に吸収されて誕生したのがカローラスポーツです。
トヨタ COROLLA SPORT(カローラ スポーツ) グレードごとの燃費や新車販売価格、出力、トルクなどの基本スペック一覧はこちら >>>
<セダン>
●カローラ
こちらは今回発売された新型のカローラです。
今回の発売は事実上のカローラ復活ともいえるでしょう。
トヨタ COROLLA(カローラ) 各グレードの燃費、新車価格、サイズ等のカタログスペック最新情報はこちら >>>
●カローラアクシオ
現行のカローラアクシオは2012年5月に販売開始されました。
2017年に2度目のマイナーチェンジを行っています。
フルモデルチェンジから約7年が経過しているためそろそろフルモデルチェンジがあると思われます。
しかし先日新型カローラが発売されたばかりなので、新型カローラの人気がひと段落してからフルモデルチェンジの発表も考えられますね。
もしくは今回のカローラ復活に伴い、カローラアクシオは販売終了してしまう可能性も考えられます。
トヨタ CAROLLA AXIO(カローラアクシオ) グレードごとの燃費や新車販売価格、出力、トルクなどの基本スペック一覧はこちら >>>
<ワゴン>
●カローラツーリング
今回新型カローラとともに発売されました。
カローラのようなセダンタイプよりも荷物が沢山乗るため、カローラよりも貨物車に近い使い方が出来る車です。
トヨタ COROLLA TOURING(カローラ ツーリング) 各グレードの燃費、新車価格、サイズ等のカタログスペック最新情報はこちら >>>
●カローラフィールダー
カローラフィールダーはアクシオと共にフルモデルチェンジとマイナーチェンジを行っている車です。
顔も全くカローラアクシオと同じなので、新型カローラとカローラツーリングの関係のような車種となります。
こちらもカローラアクシオと同じように、今回のカローラツーリングの登場によって生産が終了してしまう可能性のある車種ですね。
トヨタ COROLLA FIELDER(カローラ フィールダー) グレードごとの燃費や新車販売価格、出力、トルクなどの基本スペック一覧はこちら >>>
ここまでカローラ系統を紹介してきましたが、カローラ系統最大の特徴として、全ての車種でMTのグレードが存在していることです。
現在トヨタだけでなく、様々なメーカーでMT車の生産は終了する一方です。
そういった意味でもカローラ系統はMT車を乗りたい方にとって、その要望に応えてくれる数少ない車ではないでしょうか。