LEAF to homeの導入価格とメリット 新型日産リーフe+の補助金やエコカー減税について 新車購入のポイント

LEAF to home導入のコストやメリット。「新型リーフe+」補助金で80万以上お得になる方法は必見。 

ニチコン製パワーステーションであるリーフトゥホームで電気代が安くなる仕組みや、新車購入時の価格をエコカー減税などの補助金で安くする方法など、日産リーフe+の知っておくべき情報をまとめました。


日産リーフ「LEAF to home」の仕組み、充電時間短縮等のメリット 電気自動車で家庭の電気代を抑えるポイント



「LEAF to home」では自宅にニチコン株式会社が発売している専用のパワーステーションを取り付けることにより、日産リーフから自宅へと電気を供給することが可能です。 

この「LEAF to home」は今まで自動車としての役割しかなかったリーフが、今度は自宅のエアコン等の家電製品を動かすためのバッテリーとしても使えるようになります。 

では、この「LEAF to home」を導入すると一体どのようなメリットがあるのでしょうか? 


●自宅の電気代が安くなる

オール電化などでは電気の需要が少ない夜間には、需要の多い昼間に比べて電気代がかなり安くなっています。 

夜間リーフに充電→昼間リーフから自宅への給電

このサイクルを行えば電気代を大幅に節約することが出来るといった仕組みです。 

もちろん契約している電力会社などにもよりますが、一か月で約5,000円~8,000円程の電気代が節約できたという声も多く聞かれます。 

更にその電気代には、「リーフの自動車としての燃料代」も含まれています。 

他の自動車ならその電気代加えて月々のガソリン代がかかることを踏まえると、その金額の差は歴然ではないでしょうか。 


ただし!

現在は「昼間と夜間で電気料金が変わらない」契約をしている電力会社も多くなってきました。 

この契約では夜間に充電しても昼間に充電しても全く電気代は変わりません。 

こちらも電力会社によりますが、電気自動車の充電だけは別途で深夜充電すれば料金が安くなるプランにも変更できるようです。 

「LEAF to home」の導入を検討されている方は、一度ご自身の電力会社との契約形態を確認されることをおすすめします。 


●災害時や外出時に電力会社からの電気の供給がなくても、リーフから電気の供給が可能

リーフ一番の強み、それは「電気を貯蓄しておける」ことです。 

特に災害時ではしばしば停電が起こったり、ライフラインがストップしてしまいます。 

そんな時、家の中で何が使えますか?

電気や冷蔵庫も使えず、IHなら食材を調理することも出来ない・・・ 

真夏や真冬ならエアコンがないと暑さや寒さに耐えることも出来ません。 


そんな時でも「LEAF to home」なら、それらの家電製品も全て動かすことが可能です。 

もちろんそんな場面は数少ないですが、万が一の非常時に対応出来るのと出来ないのでは、結果が大きく違ってきますよね。 


また、専用の「LEAF to 100V」という製品があれば外出時にもリーフからコンセントを取ることが出来ます。 

キャンプなどのアウトドアでも家電製品が使えるようになるため、役立つこと間違いなしです。 


●充電時間が半分の約4時間に短縮。ブレーカー落ちの心配もない

リーフは通常、自宅で200Vの普通充電をすることが多いですが、充電には「約8時間」かかります。 

対してニチコン株式会社のパワーステーションでは「約4時間」でリーフに満充電をすることが出来ます。 

更に急速充電とは違いしっかりと満充電出来るため、バッテリーの劣化も急速充電に比べると遥かに抑えられます。 

なるべく電気代の安い夜間にリーフへの充電を終えたいため、この「4時間」の差は非常に大きな差ですよね。 

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また、ニチコン株式会社のパワーステーションは家庭の契約アンペアを入力しておくことで、リーフの充電によりブレーカーが落ちることを阻止してくれます。 

対して200V普通充電では、家庭での現在の電気の使用量とは全く関係なしにリーフの充電を行ってしまうため、ブレーカーが落ちる可能性もあります。 

常にリアルタイムで電気の使用状況を見ているため、常に電力会社の供給できる電気量を無駄なく利用することが出来るということですね。 

ただし自宅側での電気の使用量が多いと充電時間も延びてしまうのでご注意ください。 


●もっと月々の電気代を抑える方法

日産の販売店やコンビニ、サービスエリアなどの日産と提携している充電スタンドなら、月々2160円(※消費税率8%現在)で何度でもリーフに急速充電を行うことが出来ます。 

よって極論を言ってしまえば、外部の充電スタンドで毎日充電をして自宅でその電気を使えば、月々の電気代をリーフの燃料代と合わせてたったの「2160円」で済みます。 

急速充電は充電に約30分しか使わないため、出先で充電することも簡単です。 

更に旧型リーフ限定にはなりますが、日産の中古車販売店では「リーフ4年間充電代無料」などのキャンペーンもやっているため、それを使えば4年間は電気代を払わなくても良い計算になります(※ただし2年分は充電代に相当する商品券) 

よって極論を言ってしまえば「リーフを使ってほとんど電気代をかからなくする」ことが出来てしまいます。 


ただし急速充電を利用するため、バッテリーの消耗は通常よりもはるかに激しいです。 

急速充電は満充電することが出来ないため、やはりバッテリーへの負荷は相当に大きいようです。 

それを自宅へ供給する電気確保のために毎日行うわけですから、バッテリーは日に日に弱ってしまいます。 

更に自宅へと毎日給電するため、放電と、バッテリーに悪い充電を毎日繰り返すわけですからね・・・ 


もちろん弱ったバッテリーを交換することも出来ます。 

しかしリーフの世代にもよりますが、バッテリーの交換には約60万円以上かかります。 

月々の電気代を少し安くしようとしたがためにバッテリーの交換で「約60万円」も出費していては本末転倒ですよね。 

従ってたまにリーフを外部で充電して、その電気を自宅で使うぐらいに留めることをおすすめします。 
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リーフトゥホーム、ニチコン製パワーステーションの価格、リーフ車両本体の補助金などの詳細



リーフから自宅へと電気の供給が可能な「LEAF to home」ですが、初期の投資として専用のパワーステーションを購入することが必要です。 

ニチコン株式会社が発売している「LEAF to home」のラインナップは全部で3つです。 


●高機能モデル・・・920,000円(消費税別) 
●アドバンスモデル・・・680,000円(消費税別) 
●標準モデル・・・580,000円(消費税別) 

最低でも60万円ほどの初期投資が必要になりますが、日中自宅にリーフを止めてある方ならこの「LEAF to home」で受けられる恩恵は大きなものとなります。 


また、これらの他にもニチコン株式会社からV2Hシステムが2019年6月に発売されました。 

●VCG-663CN3・・・398,000円(消費税別) 
●VCG-666CN7・・・798,000円(消費税別) 

これらの製品もリーフから家庭への給電が可能です。 

「LEAF to home」の製品と比べると最安値では20万円近く違うため、リーフから家庭への給電に興味ある方が、よりとっかかりやすい価格帯となっております。 



リーフは新車購入時に様々な補助金を受給することが出来ます。 

受給できる補助金は以下の通りです。 
●国からの補助金
●自治体からの補助金(お住まいの地域の自治体によっては出ない地域もあります) 
●エコカー減税での免税


ここで「日産リーフe+ G」の新車を東京都で購入する例を見てみましょう。 

まず国から「クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」として「40万円ほど」支給されます。 

次に自治体から補助金として「30万円ほど」支給されます。 

最後に「エコカー減税」で14.82万円「自動車税の減税」で2.20万円、合計で「17.02万円」減税されます。 


つまり通常の新車購入と比べると・・・? 

約87万円の差が出ます!

もちろんお住まいの地域が補助金を出してくれるか、国が購入時でもまだ補助金を行っているか、などは購入時に確認した方が良いですが、補助金の存在だけで他の車よりも遥かにお得なお買い物が出来るのは間違いなしです。 

自宅に充電スタンドを設置する際には別途で国からの補助金が出ますからね。 


もし充電スタンドを自宅に設置しない場合でも、月々2000円(消費税別)で 
・日産の販売店 
・高速道路 
・コンビニ 
これらの施設で急速充電が使い放題になります。 

更に旧型リーフなら「充電代4年間無料」などのキャンペーンもあります。 


補助金が多く出る新型の「日産リーフe+」なども、充電代4年間無料などのサポートが付いている旧型リーフのどちらも魅力的な車ですね。 

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