トヨタ ウィンダムの後継車、レクサスES300hが日本で大人気! 初代WINDOMの画像や歴史、販売期間、中古車価格の目安

トヨタ ウィンダムからレクサスESへの進化の歴史を懐かしの画像とともに振り返る。 

レクサスES300hとして日本で再販が開始されたトヨタウィンダムの歴史や、車体サイズの比較データ。 
当時高級セダンとして発売されたWINDOMの販売期間や当時の評価、全長、全幅、全高などの情報をまとめました。 
ウィンダムの現在の中古車市場価格の目安もあるので購入を検討されている方は参考にしてください。


トヨタ ウィンダムとレクサスESの歴史 FF駆動式セダンやカムリのプラットフォームを採用した現在のlexus es300hの、初代ウィンダムとの比較



レクサスが海外で事業を展開し始めた当初から「レクサスES」は販売されていました。 

しかし当時のレクサスは日本での販売をしておらず、ESは完全に海外のみ購入可能な高級車でした。 

そんなESが2代目にフルモデルチェンジする際、日本でもESを販売してほしいという要望に応えてトヨタ自動車から「ウィンダム」が販売開始されたのです。 

当時テレビCMで宣伝していた 
LEXUS ES300 日本名 WINDOM
というフレーズを覚えている方も多いのではないでしょうか。 

このようにウィンダムは「日本版のレクサスES」という位置づけで販売を開始したのです。 




当時のセダンはFR(後輪駆動)形式が多かったのに対し、ウィンダムはFF(前輪駆動)形式でした。 

販売される前はFF形式の高級セダンということで心配する声もありましたが、非常にパワフルな走りや快適性からウィンダムは予想に反し人気車種となりました。 




ウィンダムはレクサスESの2~4代目に合わせてフルモデルチェンジを行いましたが、日本がバブル崩壊したこともあり、ウィンダムとしては3代目で販売を終了してしまいました。 




その後もESは日本のレクサスでは販売されず、レクサス創業当初からラインナップに含まれていたにもかかわらず、6代目まではアメリカや中国でしか購入できない車となっています。 

しかし「ES(ウィンダム)を日本でも販売してほしい!」という声も多かったため、7代目ESは日本国内でも販売されることが決定し、2018年10月には「LEXUS ES300h」として販売開始されました。 

つまり「現在のLEXUS ES300h = トヨタ ウィンダムの後継モデル」ということですね! 

7代目ESはウィンダムの象徴であるFF形式はもちろんのこと、デジタルアウターミラーや、フラグシップセダンのLSをしのぐ車内の静音性など、初代ウィンダムから性能が大幅に進化しました。 

発売から1年が経過した今でも納車時期が5か月先という事実からも、現行のESの人気の高さがうかがえます。 


そんな現行のESはトヨタのカムリと同じプラットフォームを採用しています。 

しかし車内の静音性や乗り心地の良さなど、カムリを大きく上回る性能を持っているため、もはや同じプラットフォームであることを感じさせないクオリティの高さに仕上げられているためご安心ください。 


ここで初代ウィンダムと、現行である7代目ESの車体サイズを比較してみましょう。 

●全長・・・4,780mm→4,975mm
●全幅・・・1,780mm→1,865mm
●全高・・・1,390mm→1,445mm
(※左が初代ウィンダムで、右が7代目レクサスESのデータ) 

初代ウィンダムも十分大きい車体サイズに仕上げられていましたが、現行のESはさらにもう一回り大きく作られていることが分かります。 

スポンサーリンク


日本で販売されたTOYOTA WINDOMの評価や販売期間、現在の中古車市場での相場価格について



まだレクサスが日本で企業展開していない時代に、海外で販売されていた「レクサス ES300」の日本バージョンとして販売されたのがトヨタのウィンダムでした。 

ウィンダムは初代から3代目まで販売されており、販売された期間は1991年9月~2006年1月です。 

ウィンダムは当時のトヨタの中では高級車としての位置づけがされており、その乗り心地などから大変人気な車でした。 

しかし日本でのバブル崩壊の影響を受けてその販売台数は伸び悩むことになり、3代目ウィンダムは販売台数が少なかったことを受け日本でのウィンダムの販売は終了してしまいます。 


そして12年と9か月の月日を得て日本でもウィンダムが「レクサス ES300h」として再販されることが決定しました。 

ESは納車5か月待ちといったようにバブル崩壊後の不人気が嘘のように爆発的な人気車種となりました。 

しかし中には当時のウィンダムのフォルムや内装が良いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 


販売終了から約13年が経過したことや、3代目の販売台数が少なかったこともあり、現在街でウィンダムを見かけることも大変少なくなりました。 

そんな当時のウィンダムの中古車販売価格は現在約50万円ほどで販売している販売店が多く、多く見積もってもおよそ100万円ほど用意すれば購入することが可能です。 

もちろん販売店やウィンダムの状態によって中古車の値段は変わりますが、現行のウィンダム(7代目レクサスES)を購入しようとすれば本体価格だけでも600万円程することを踏まえると非常にお値打ちですよね。 


ただし!

当時のウィンダムは13年経っていることや販売台数が少なかったこともあり、取り扱いをしている中古車販売店は非常に少ないので注意が必要です。 

購入を考えている方は早めに商談をしておくと安心ですね。 

スポンサーリンク



レクサスESの各グレードの燃費、新車価格、サイズ等のカタログスペック最新情報はこちら >>> 

レクサス ES(ES) グレードごとの燃費や新車販売価格、出力、トルクなどの基本スペック一覧
レクサス ES(ES)の新車販売価格や燃費、最高出力にトルクなどの基本スペックを各グレードごとにデータとしてまとめました。 全長や全幅、全高、車両総重量、排気量などの詳細情報も掲載していますし、項目・・・ 続きを読む