キャンピングカー中古、新車を安く買うコツ! ベース車(ハイエース、軽自動車、バス)の金額の目安やフルコン、バンコンなどの種類とキャンピングカーショー日程

キャンピングカーを安く買う、ベース車選びと見積りを有利にするポイントを公開中。 

キャンピングカーの規格や特徴、価格帯、家族構成や使用目的によってどのタイプを選べばよいのか、日本全国で開催されている「キャンピングカーショー」についてもご紹介します。 

キャンピングカーを安く購入するポイント「中古車査定(見積り)」の上手な方法もご紹介します。上手くいけば20万円も差額が出ることも!


キャンピングカーは「特種用途自動車(8ナンバー)」として登録することになる。車両の規格にはどんなものがあるのか知っておきましょう



日本国内におけるキャンピングカーは、「道路運送車両法に定める自動車」という位置づけになります。 

その中でも「特種用途自動車」として登録をすることになります。 


特種用途自動車とは・・・

特種用途自動車とは、道路運送車両法およびそれに付随する通達により定められた法令上の自動車の区分の一種。 
法律によって定められた特種な用途に応じた設備を有する自動車のことを指します。 
いわゆる「8ナンバー車」と呼ばれる車輛のことですね。 

特殊車両の中にも、その使用目的によってさらに細分化されています。 

キャンピングカーの場合は「キャンプまたは宣伝活動を行うための特種な設備を有する自動車」という分類に属します。 


8ナンバー車輛というと「パトカー」「消防車」「救急車」「トレーラー」「牽引車」などが思い浮かびますうよね。 

どれも、普通の乗用車とは違い、「特別な装備を持った車」というイメージです。 
キャンピングカーも、そういった特殊車両の仲間ということです。 

キャンピングカーにはどんな種類があるの?手に入れやすさ、使いやすさに違いはあるの?



キャンピングカーには「架装形態」によって、いくつかの分類があります。 

「架装」とは・・・?

ここでいう架装とは、「車両に搭載されている装備」のことを指します。 
キャンピングカーで言うと「ベッド」や「トイレ」など、通常の乗用車には無い装備が後から追加されていますよね。 

こういった装備のグレードによって、キャンピングカーの価格が高くなったり安価に販売されていたりします。 


では、キャンピングカーの種類を見てみましょう。 

●フルコンバージョン(フルコン) 
キャンピングカーとして一から制作されたタイプを指します。 

広く流通しているキャンピングカーは市販車をベースに、ベッドやトイレ、キッチンなどの装備を追加(架装)していった車輛が多いですが、フルコンの場合は「シャーシからすべて専用に制作されている」という点が特徴になります。 


●バンコンバージョン(バンコン) 
このタイプは、ワンボックス車をベースに架装したキャンピングカーで、日本では最も広く普及しているキャンピングカーと言えるのではないでしょうか。 

ベース車両として使用されているのは「トヨタ ハイエース」や「日産 キャラバン」など、サイズの大きなワンボックスカーが人気です。 

架装の種類によっては、ベース車と全く同じサイズ(外寸)で、車内だけがキャンピングカー仕様になっているので、運転がしやすく、一般的な駐車場を利用することもできるというメリットがあります。 


●キャブコンバージョン(キャブコン) 
このタイプは、トラックをベースに架装されているキャンピングカーです。 
ベースはトラックなので、乗用車に比べて広いのが特徴です。 
リビングスペースやベッドなど、車内を広く設計できるのが魅力ですね。 


●バスコンバージョン(バスコン) 
こちらは、バスをベースに架装されたキャンピングカーです。 
こちらのタイプも広さが魅力です。 
キャブコン、バスコンともに「乗り心地」に関しては、ワンボックスカーをベースにしたバンコンには劣りますけどね・・・ 


●軽自動車キャンピングカー
こちらは文字どおり、軽自動車をベースに架装したキャンピングカーです。 

軽自動車なんて、狭くてキャンピングカーとして利用できないでしょ?なんて思っていたら大間違いです。 

最近では、軽自動車をベースとしたキャンピングカーが数多く生産されるようになってきており、装備やデザイン性、使いやすさ、居住性も優れたものがたくさん販売されています。 

軽自動車のデメリットである「狭さ」を克服するようなアイディアや配置などのデザインで、驚くほど高性能高機能な軽自動車キャンピングカーも出てきています。 

軽自動車の最大のメリットである「税金が安い」「維持費が安い」「運転がしやすい」「駐車スペースを気にしなくていい」というような部分に魅力を案じるユーザーも多く、最近では人気が高まっているタイプです。 


●トレーラー
こちらは自走するタイプではなく、引っ張ってもらう(牽引)タイプですね。 

居住部分を車輛に牽引してもらうタイプのキャンピングスペースのことです。 
厳密にいうとキャンピングカーではないのかもしれませんね。 

このタイプは、牽引になるので運転技術も必要になりますし、駐車の際のスペースも2台分は必要になります。 

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キャンピングカーの車両本体価格はどれくらいなの?できるだけ安く手に入れるポイントは「中古車査定(見積り)」がカギです!



キャンピングカーだけに限らず、車を安く手に入れたいと思うのは当然の心理です。 

キャンピングカーを新車で購入すると車両価格はどれくらいなのでしょうか? 
架装形態による車両価格を見てみましょう。 

●バンコン・キャブコン
おおよそ300万円~700万円程度 

●バスコン
おおよそ800万円~1000万円程度 

●軽自動車キャンピングカー
おおよそ200万円~300万円程度 


キャンピングカーの価格は、車両本体の価格だけでなく内装設備によって大きく変わってきますので「めやす」として参考にして下さい。 

当然ですが、ベースとなる車両の車種や大きさによって価格は変わります(セレナベースの場合とハイエースベースの場合など)し、内装品や装備によっても変わってきます。 


気に入ったベース車のキャンピングカーが欲しいのだけれど、金額が高くて手が出ないという場合「本当は新車が欲しいけど、中古車で我慢するか・・・」などという選択肢になるかと思います。 

キャンピングカーを中古車で探す場合は、好みのベース車両だけでなく自分が欲しいと思っている装備も合致する車両を探さなければならないので結構苦労するのではないでしょうか。 

あちこちのショップを回ったり、ネットで中古のキャンピングカーを探したりと、「労力」と「時間」をかけることになるでしょう。 
探している時間も楽しい時間だと思いますけどね(笑) 


しかし・・・ 
キャンピングカーを安く手に入れるためのポイントはこれだけではない! 


多くの人が「キャンピングカーを安く買うこと」に対しては時間と労力をかけています。 

新車で購入する場合も中古車を探すにしても、一生懸命に「値引き交渉」をするのですが、これだけでは不十分! 

押えておきたいポイントは「今乗っている車を少しでも高く売ること!」です。 

多くの人は「キャンピングカーを安く買うこと」だけしか意識しておらず、現在の車を高く売ることまで気にしていないんですよ。 


これは、普通車を購入する時も同じなのですが、 
●購入する車の値引き交渉は一生懸命にやる 
●今乗っている車は(何も考えず)下取りに出す


こんな買い方していませんか・・・? 


車を買い替える場合は、複数のお店で今乗っている車の査定をしてもらってください! 

新しい車を購入したお店に「下取り」に出すのはすごく勿体ないんですよ。 
 ↑ 
みなさん、一応下取り価格の交渉はするでしょうが、中古車の査定って、それぞれのお店によって査定価格は大きく異なるんです。 

特に、下取りに出す場合は新しい車の値引額によって、査定価格が変わるようなお店もあると思います(販売店は、下取り価格で調整しているなど) 

ですので、車を購入したお店の言い値で下取りに出すのでなく、複数のお店に中古車査定をしてもらうことをおすすめします。 


実際、4店舗~5店舗のお店に中古車の査定をしてもらったところ、一番安い見積額と一番高い査定金額には20万円の差があったなんてこともあるんです。 

必ず複数の中古車査定(見積)をする! 
その中で、一番高く買い取ってくれるお店に売りましょう。 

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キャンピングカーの自動車保険はどうなるの?8ナンバーの任意保険は高くなるのか、車両保険はどこまで保証してくれるのか?



キャンピングカーを選ぶ場合、「軽キャンピングカー」「バンコン(バンコンバージョン)」「フルコン(フルコンバージョン)」など、車両のの種類は重要になりますよね。 

家族構成やキャンピングカーを利用する頻度や車両価格など、様々な条件によって購入する候補車は変わってくるでしょう。 


しかし、キャンピングカーを選ぶ時に考えておかなければならないポイントはそれだけではありません。 

「キャンピングカーの自動車保険」も重要な要素になります。 


そもそも、キャンピングカーって普通の自動車保険に入ることができるの? 
車輛保険が適用されるのは、車両本体だけ?それとも内装品も補償対象になるの? 

など、多くの疑問が発生しますよね。 


普通の乗用車と違って「キッチンなどの給排水設備」や「冷蔵庫や電子レンジなどの電化製品」「シャワールーム」といった、キャンピングカー独特の設備があるわけです。 

その分、購入時の車両価格も普通乗用車に比べて高額なんですよね。 


だったら・・・ 
もしも事故を起こしてしまった時には、「車両本体の修理費だけでなく内装品の修理費も発生する」ということになります。 

キャンピングカーを購入しようと考えているのなら、「事故を起こした時の保障」も大きなポイントです。 


今は、自動車保険会社も外資系の会社やネット契約によって保険料が安く設定されている保険会社など、多くの種類が用意されています。 

キャンピングカーの場合、特殊車両(8ナンバー)ですので、その保険会社が用意している自動車保険に加入することができるのかを事前に確認しておく必要がでてきます。 

また、支払う保険料もプランによって様々ですが、安さだけで自動車保険を選んでしまうと「自損事故が保証されない」とか「車両保険が適用されない」など、事故を起こした後の保障が得られないプランも・・・ 

特に、キャンピングカーは車両本体や内装品なども高価な場合が多い(オリジナルのパーツが使ってあることが多く、修理費も高額)ので、「車両保険がどの程度まで保証してくれるのか」は非常に重要なポイントと言えるでしょう。 

保証内容が手厚い自動車保険ほど支払う保険料も高額になるので、キャンピングカーを購入する時には「車両価格+保険料(どこまでカバーできるプランにするのか)」をある程度頭に入れておく必要があると思いますよ。 


「キャンピングカーショー」などに行って、実物を見てしまうと「欲しい!」という気持ちが大きくなるのは当然のことです。 

少しでも大きくて居住性や装備の充実したキャンピングカーを・・・「多少無理して買っちゃおうかな!」なんて気持ちになってしまいがちですが、そこは欲しい気持ちをぐっと抑えて「車両本体の支払い(自動車ローンなど)と毎年の自動車保険料」をじっくり検討して下さいね。 

保険会社によって、用意されている「特約項目」も異なります。 
特に「車両保険」に関しては、金額よりも保証内容を重視した方が良いと思いますよ。 

キャンピングカーは、特殊車両(8ナンバー)なので、自動車税が普通車よりも安くなります。 
「その分、車両保険を充実させよう!」・・・と、割り切って考えると良いのではないでしょうか。 

保険会社によって、キャンピングカーに対応した様々な自動車保険が用意されているので、できるだけ多くのプランを見積して自分に必要な特約内容を検討してみてくださいね。 

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キャンピングカーショー、フェスティバルの会場や日程、開催されるイベント内容などをチェックして、実際にキャンピングカーを見てみましょう!



キャンピングカーが欲しいけれど、いきなり買ってしまうのも不安だし・・・一度現物を見てみたいなぁ・・・ 
そう考えるのは当然です。 

できるのなら、いろいろなタイプ、種類のキャンピングカーを見比べてみたい!・・・ですよね。 


たくさんの種類のキャンピングカーを実際に、見たり触れたりするのなら「キャンピングカーショー」や「キャンピングカーフェスティバル」がおすすめです。 

たくさんのキャンピングカーが展示されていて、車内を見たり実際に乗り込んだりすることもできるので、初めてキャンピングカーを購入しようと思っている人にはおすすめのイベントだと思います。 


「キャンピングカーショー」や「キャンピングカーフェスティバル」などのイベントは、日本全国各地で開催されています。 

ちなみに、2018年に開催のイベントを紹介すると・・・ 

【2018年 2月】

●JAPANキャンピングカーショー 
2018年2月2日~2月4日 
幕張メッセ国際展示場1~4ホール 

●ジャパントレーラーハウスショー2018 
2018年2月2日~2月4日 
幕張メッセ国際展示場1~4ホール 


【2018年 3月】

●大阪キャンピングカーショー2018 
2018年3月10日~3月11日 
インテックス大阪 

●東北キャンピングカーショー2018 
2018年3月17日~3月18日 
夢メッセみやぎ 

●名古屋キャンピングカーフェア2018spring 
2018年3月24日~3月25日 
ポートメッセなごや3号館 

●北海道キャンピングカーフェスティバル2018 
2018年3月31日~4月1日 
アクセスサッポロ 


【2018年 4月】

●神奈川キャンピングカーフェア in 川崎競輪場 2018春の大商談会 
2018年4月21日~4月22日 
川崎競馬場 特設会場 


【2018年 5月】

●広島キャンピングカーフェア2018 
2018年05月12日~5月13日 
広島市中小企業会館総合展示場 

●九州キャンピングカーショー2018 
2018年05月19日~5月21日 
グランメッセ熊本 

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【2018年 6月】

●キャンピングカーフェスティバルin 北陸2018 
2018年6月23日~6月24日 
石川県産業展示館3号 

●キャンピングトレーラーフェスティバル2018 
2018年6月30日~7月1日 
淵野辺公園多目的広場 


【2018年 7月】

●東京キャンピングカーショー2018 
2018年7月21日~7月22日 
東京ビッグサイト 東7ホール・東8ホール 


【2018年 9月】

●大阪キャンピングカーフェア2018 秋の大商談会 
2018年9月8日~9月9日 
インテックス大阪 

●神奈川キャンピングカーフェア in 川崎競馬場2018 秋の大商談会 
2018年9月22日~9月23日 
川崎競馬場特設会場 


【2018年 10月】

●名古屋キャンピングカーフェア2018 Autumn 
2018年10月6日~10月7日 
ポートメッセなごや3号館 

●お台場キャンピングカーフェア2018 
2018年10月20日~10月21日 
東京お台場屋外特設会場 


【2018年 11月】

●福岡キャンピングカーショー2018 
2018年11月17日~11月18日 
マリンメッセ福岡 


年間を通じて日本各地でこのようなイベントが開催されていますので、一度足を運んでみるのも良いかと思います。 

ご家族で出かけても楽しめるイベントや催しも企画されていたりするので、小さいお子さんがいてもお出かけ気分で楽しめるかもしれませんよ。 


ちなみに、2018年9月8日、9月9日、インテックス大阪で行われる●大阪キャンピングカーフェア2018 秋の大商談会には 

◆ファンキー矢沢 永ちゃんそっくりライブ 

◆ミキがやってくる! よしもとお笑いステージ 

◆キャンピングカージャーナリスト渡部竜生の「初心者のためのキャンピングカー講座 実践!RVパーク活用術」 

などのイベントも開催されるんですよ。 

お笑い芸人の「ミキ」のステージも楽しみですけど、「初心者のためのキャンピングカー講座」も聴いてみたいですよね。 

ご家族で覗きに行ってみては如何でしょうか。 
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